東久邇宮文化褒賞(ひがしくにのみやぶんかほうしょう)というのは、 皇室から賜る宮賞であり、勲章や国家褒賞とならび、日本三大賞の一つです。
また宮賞には、高松宮賞、秩父宮賞、東久邇宮賞と三大宮様賞があり、それぞれの目的は…
高松宮賞・・・スポーツで優秀だった方を顕彰。
秩父宮賞・・・医療に貢献した方を顕彰。
東久邇宮賞・・社会、文化、経済、政治等に功績のあった方を顕彰。
発明や知的財産の保護促進に寄与したり、世の人々へ希望の灯火を照らした功績に授与される。
この東久邇宮賞創立のきっかけとなった東久邇宮盛厚殿下は、
戦後初、皇族で唯一内閣総理大臣になった東久邇宮稔彦王殿下の第一王子、
母は明治天皇第九皇女聰子内親王です。
「発明には上下の別はない。小発明も尊い、ノーベル賞を100とるよりも国民一人一人の小発明が大切だ。
一億総発明運動をおこしたい。小発明軽視は国を危うくする。」
という東久邇宮盛厚殿下の強い理念を受け継いだ、豊沢豊雄会長が1960年に創設しました。
この賞の趣旨は、小発明や社会貢献に功績のあった有名無名の人たちを褒賞として授与し、
夢・希望・勇気・元気・やる気・自信・誇りを授けて、受賞者及び国民の更なる飛躍を促すこと。