アジア人初、海外TEDxにて2回スピーチ
2020年12月に、アフリカ初 教育TEDxに登壇した映像
はじめに、皆さんに質問です。
あなたは、ほめられたら嬉しいですか?
それとも叱られたら嬉しいですか?
ほめられたほうが嬉しいですよね?
私は、「ほめる」ことで、世界中の人々の生活を明るくしたいと思っています。
日本語の「ほめる」という言葉の語源は、「相手の繁栄と幸福を願う」という意味です。
素晴らしいと思いませんか?
私は、一年に一度、
世界中の人々が一日中お互いをほめ合える日を作りたいと思っています。
さて、企業が独自の理念を持っていることは知っていますよね?
では、私たちが住む「地球の理念」はなんでしょうか?
私は世界中のすべての人が、同じ「地球の理念」をかかげる日を夢見ています。
私はある真理に気が付きました。
私、原邦雄は、この真理を積極的に追求しています。
そして、この真理を伝えるために、独自の教育メソッドを考案しました。
私はこれを「ほめ育」と呼んでいます。
「ほめ育」とは、人をほめて育てる教育という意味です。
すでに「ほめ育」は世界10カ国、300社、50万人に広がっています。
「ほめ育」を導入した企業は、売上や業績が大きく伸び、驚くべき成果を上げています。
「ほめる」といっても、何でもかんでもほめれば良いという訳ではありません。
「お客様にほめられること」をほめる基準にして、教育を行います。
90日以内に、ほぼすべての企業が変わることができます。
「ほめ育」には、「ほめて人を育てる」だけではなく、
もう一つ大切なメッセージが込められています。
「ほめ育」は「Ho-Me-I-Ku」と書きますが、
「Ho-Me」と「I-Ku」に分けて考えることができます。
「Ho-Me」は、英語で「Home」とも読めます。
ご存知のように“Home”は自分の家や家族を表しています。
また、「I-Ku」は日本語で「行く」を意味します。
この2つを合わせると、「家に行く」=「家に帰る」という意味合いになります。
つまり、あなたの家族や身近な人を大切にしよう、幸せにしよう
というダブルメッセージにしたのです。
私は、47年前に生まれ、丈夫に健康に育ちました。
素晴らしい両親が、誰より私をほめて育ててくれました。
そのおかげで、私は自信に満ち溢れ、「ほめ育」という言葉を得ることができました。
そしてさらに、「ほめ育」について世界中の人々にスピーチができるところまできました。
なぜ「ほめ育」を世界に広めたいのか?
私を動かしている原動力についてお話しさせてください。
私がカンボジアに行ったとき、
一度もほめられずに一生を終えた子どもたちの話を聞きました。
常にほめてくれる両親の元で育った私にとって、この現実はとてもショックでした。
その日を境に、私は「誰もが人生の中でほめられるべきだ」と考え、すぐ動き始めました。
現在、新型コロナ感染拡大の影響で、世界的にうつ病が増えています。
会いたい人にも会えず、この不安がいつ終わるのかわかりません。
経済的にも大きな打撃を受けています。
まるで私たちから太陽を奪われたかのような状況に直面しています。
「ほめ育」があれば、世界が明るくなり、みんなが太陽のようになって、お互いにほめ合うことができると信じています。
すべての人は、自分自身と他者をほめることにより、人生を輝かせることができるのです。
驚くべきことに、これを達成するのにお金はかかりません。
さらに、誰でもどこにいても行うことができます。
それが私のアイディアです。
あなたもこのムーブメントに参加してみませんか?
未来の地球人からほめられるような人生を送りませんか?
最後までメッセージを読んでくださりありがとうございました。
教育・保育施設でのほめ育の取り組み
谷里(やつり)保育園
日本で「ほめ育1号」保育園です。
子ども達の長所に目を向けてほめることを、言葉にして伝えたりキラキラシートで保護者の方へ知らせたりしています。「ほめ」を通して、子どもと職員の心の繋がり、保護者の方と職員の心の繋がりを深めています。園児同士でも、お友達の事を認め合い励まし「ありがとう」を伝え合います。「ありがとう」「大好き」の気持ちであふれた保育園です!!
10月19日には第1回ほめ育フェスティバルを開催!
ほめ育絵本「ほメガネの村」を題材にした劇を発表。わくわくコーナーではほっめいしのプレゼントや谷里保育園でのほめ育の取り組みを掲載した展示も行います。
げんき桜こども園
ただ「すごいね」「よくできたね」と言葉をかけてあげるのではなくほめることが「教育(成長)」につながるかどうか、というところが大きなポイントになってきます。
そして、教育をする上で「しつけ」の部分も大切です。良い所は褒め、悪い所は基準をもってしかる。そうして、しつけが行き届いた子どもたちは、利他の心が根付き、子ども自身が自立し、自ら進んで行動できる人に成長します。
なにより、私達保育者や保護者が、子ども一人ひとりの存在を認め、子どもの可能性を信じ、子どもに愛情をいっぱい注いであげることが大切です。
将来、子どもたちが自らの力を存分に発揮できる社会を目指して、そして、なにより職員一人ひとりが、イキイキ・ワクワク働くことができる園づくりをしています。
ほめ育書籍のご紹介
ホームページのご紹介
一般財団法人 ほめ育財団
原 邦雄Hara Kunio
1973年、兵庫県芦屋市生まれ。二児の父。日本発の教育メソッド「ほめ育」を開発し、世界18か国、のべ100万人に広めている。
大手コンサルタント会社勤務から飲食店に転職し、4年間住み込み、皿洗いから店長までを経験。その後、実際に現場で通用した教育に脳科学と心理学をミックスさせた教育メソッド「ほめ育」を完成。現在は420社以上の企業や、幼児教育をはじめとした教育期間にも導入されている。さらに、起業家支援も行い、同時に、どんな人間関係も円滑にする「神メモオンラインサロン」を開催している。
テレビ朝日報道ステーション、NHK、The Japan Timesほかラジオ・新聞・雑誌などメディアにも登場。著書は28冊(英語、スペイン語、中国語、韓国語にも翻訳)。アジア人で唯一、海外TEDxに2回登壇。TEDxスピーチ世界最高再生回数を誇る(2022年1月リサーチ分)。自ら財団法人を設立し、カンボジアやインドの教育支援、国内の児童養護施設への寄付活動を行っている。
趣味はトライアスロンとピアノ。モットーは「意志があるところに道はある」。